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相談しやすい職場と相談しにくい職場

職場で問題が起きたとき、

「何かあれば相談してください」

と言われることは少なくありません。


もちろん、その言葉自体は間違いではありません。

けれど、実際には相談できずに一人で抱え込んでしまう人も多くいます。


では「相談しやすい職場」と「相談しにくい職場」の違いは、どこにあるのでしょうか。


相談しやすい職場には、特別な制度があるとは限りません。

むしろ日頃の何気ないやり取りの積み重ねが、大きく影響しているように感じます。

例えば、ちょっとした質問をしたときに

「そんなことも知らないの?」
「いま手が離せないから後にして」

と言われる職場と

「一緒に確認してみよう」
「10分後に聞けるから、少し待ってて」

と言われる職場。

どちらのほうが、次も相談してみようと思えるでしょうか。


また、困っていることを話したときに

「それくらい自分で考えて」
「こうすればいいから」

と話を終わらせるのか

「何に困っているのか、一緒に整理してみよう」
「解決する方法を一緒に考えよう」

と寄り添うのかでも、安心感は大きく変わります。


「相談する」ということは、自分の弱さや困りごとを相手に見せることでもあります。

だからこそ、相手の反応をとても気にしています。

「話しても大丈夫だろうか」
「否定されないだろうか」
「迷惑だと思われないだろうか」

そんな思いを抱えながら、相談するかどうかを決めている人も少なくありません。


もちろん、相談する側にも勇気が必要です。

しかし、それ以上に大切なのは「相談しても大丈夫」と思える環境があることではないでしょうか。


相談しやすい職場では、困ったことだけでなく、小さな疑問や気づきも自然に話されています。

その積み重ねが、大きな問題を未然に防ぐことにもつながります。

反対に小さな違和感や不安を口にしにくい職場では、

気づいたときには大きな問題になっていることもあります。



相談しやすい職場は、一日でできるものではありません。

日頃のあいさつや声かけ、相手の話を最後まで聞くこと。

そんな小さな積み重ねが、「困ったら相談してもいい」と思える職場をつくっていきます。

相談しやすい職場とは、特別な場所ではなく、「困った」と言える関係がある職場。

「相談してください」だけではなく、「相談しても大丈夫」というその関係づくりこそが、

ハラスメントを防ぎ、誰もが安心して働ける職場につながっていくのだと思います。

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小さな言葉の積み重ねが、働きやすい職場をつくります。私たちハラスメント防止コンサルタントは
皆さまが安心して働ける環境づくりのお手伝いをしています。

「これってどうなの?」や「ちょっと気になる」ことなどありましたらお気軽にお問い合わせください。

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ハラスメントは「誰かが嫌だと感じたらすべてハラスメント」というわけではなく、
きちんとした基準があります。

労働施策総合推進法や男女雇用機会均等法等で、ハラスメントの明確な基準や事業主が行うべき
義務が定められています。